2012年7月17日火曜日

東北大学中央体育館のいま -2012/07/16

以前、東北大学片平キャンパスにある中央体育館の様子を紹介しました。
(記事はこちら
このときは5月下旬、あの震災から1年2ヶ月ほど経ったあとでしたが、他の研究施設や教育施設に比べて学生の課外活動のための設備の修理、復旧はどうしても後回しになっているようで、ほとんど作業が進んでいない状況でした。

それでも、「7月には使用可能になる」とのうわさを聞き、すでに7月も半ばとなった今日、再び様子を見に行きました。

by RICOH GXR + S10 on 2012/07/16
正面入口です。
2ヶ月前とほとんど様子は変わってません。
本当に作業していたのでしょうか?

on 2012/05/24
これは5月に見に行ったときの様子。今回はパイロンがなくなっていたので少しは進展している?
写真に納めるのを忘れてしまいましたが、正面入口奥に組まれていた足場はなくなっていました。
体育館の内部は前回のままのようで、だんだん不安が募ってきました・・・

by RICOH GXR + S10, on 2012/07/16
窓は、ガラスが割れていたり、ガラスの代わりにアクリルで間に合わせていたり、それすらもなく穴になっていたり・・・
これは、震災以前からのことですが、「震災による被害の復旧」ということは、震災が原因でないこれらの不具合には手をつけないということ?

by RICOH GXR + S10, on 2012/07/16
裏手に回ると、前回は足場で囲まれていたために見えなかった部分が作業終了して、破損部分を板で覆った様子が見られました。
かなりいいかげん(失礼)な処置のように見えますが・・・

by RICOH GXR + S10, on 2012/07/16
足場は解体されたものの、まだ資材が積まれたままでした。

今日、様子を見て感じたのは、「まともに使えるようになるのは、まだまだ先のようだ」
(そもそも、ちゃんと使えるようにしてもらえるのだろうか?(やる気あんのか?)という大きな疑問も感じられます)

しかし、もと東北大学の中央図書館だった歴史的建物である東北大学史料館も、ようやくこの8月から本格的修理が始まるとのことですので、こんなものなのかもしれません。

気長に待つしかないようですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿